アフィリエイトのメリット
仕入れがなく、在庫リスクがない
アフィリエイトには仕入れがありません。
転売のように仕入れた物が売れなくて困る・・・といった在庫リスクもありません。
初期費用が少なくすむ
アフィリエイトは転売のように数万円の仕入れ資金は必要ありません。
その代わり、ドメインやレンタルサーバ、独学するならその書籍代に1万円でお釣りがくる程度の初期費用はかかります。
サイトを増やすのが比較的簡単
1つ目のサイトを構築するのは慣れていないこともあってとても大変です。
初めてのドメイン取得、初めてのレンタルサーバ契約、初めてのワードプレスのインストールと設定・・・
やることなすことすべてが初めてなので時間がかかって当たり前です。
でも1つ目のサイトができて数ヶ月運営しているうちに、ページ構成はこれでいこう、広告の配置はここでいこう、のようにサイト構築スタイルも決まってきます。
2つ目のサイト以降は1つ目を真似して作っていけばよいので、1つ目のときと比べて楽だと思います。
自動化(外注化)できる
アフィリエイトサイトを増やすのは比較的簡単とはいえ、複数サイトをあなた1人で運営していくのは大変です。
1つサイトを作って20記事くらい自分で投稿したら、その後の記事書きは外注さんに依頼してしまいましょう。
そうすることであなたの時間が空き、空いた時間で2つ目のサイト構築を始められますよ。
記事ネタ探し、記事書き、記事の編集、ワードプレスへの投稿、記事の公開などもすべて外注化が可能です。
信頼できる外注さんが見つかったら、ドメインの取得からすべて、アフィリエイトサイトのことは任せてもいいですね。
あなたはアドバイザー的な立場からその外注さんに指示を出すだけで、余った時間は収益をさらにアップさせる方法を研究したり、アフィリエイト以外のビジネスをスタートさせたりできますよ。
ウェブデザイナーやプログラマーのような専門技術は必要ではない
HTMLやCSSを理解していないとだめですか?
プログラミングの知識は必要ですか?
いずれも答えは「ノー」です。
HTMLやCSS、プログラミングの知識があればアフィリエイトサイトのデザインに手を加えたり、ワードプレスの機能を拡張できたりしますが、アフィリエイトサイトを運営する上でそれらは必要ありません。
今は、用意されたものを組み合わせるだけで簡単にアフィリエイトサイトが構築できるようになっています。
プロ作家のような文章力は必要ではない
アフィリエイトに関する書籍を読んでみると、
「まずは、日記のような感じで最近読んで面白かった本について記事を書いてみよう」
と説明されているのをよく目にしますが、
日記は自分があとで読み返すもの、に対してアフィリエイトの記事は商品やサービスについて読者に伝えるものです。
プロ作家のような高度な文章力とまではいいませんが、人に伝わる文章を書く力は必要かなと思います。
とはいっても、そこまで心配いりません。
参考にする書籍がたくさんありますし、アフィリエイト記事を書き続けているうちに、自然と人に伝わる文章力は身についてきますよ。
アフィリエイトのデメリット
初期費用がゼロではない
ドメイン、レンタルサーバ、独学の書籍代3~4冊とすると、年間15000円くらいの初期費用がかかります。
書籍代を節約すれば、年間1万円でお釣りが出るほど安い費用で始められます。
収益が出るようになるまで時間がかかる
作ったばかりのアフィリエイトサイトでは記事数が少なく、ドメインパワーも弱いため、アクセスが集まりません。
アクセスがなければ、サイトで紹介した商品リンクもクリックされず、アフィリエイト報酬も発生しません。
サイト公開から地道にこつこつ記事を増やしていき、だいたい3ヶ月くらいでアクセスもそこそこ増え、商品リンクもクリックされるようになって初アフィリエイト報酬が生まれてきます。
広告主による成果の承認がある
アフィリエイトサイトで紹介した商品のアフィリエイトリンクがクリックされて商品が購入されると、ASPの管理画面に「未確定報酬」として計上されます。
広告によって、会員登録してからのサービス利用、期日までの入金確認など、アフィリエイト成果の条件が異なり、成果が承認されなければ「未確定報酬」は「確定報酬」とならず、アフィリエイト報酬にはなりません。
広告主による成果の確定作業は月1で行われることが多く、アフィリエイト報酬が承認されて自分の銀行口座に振り込まれるのは早くて翌月、遅くて翌々月のASPが多いです。
グーグルのコアアップデートのリスク
グーグルのコアアップデートとは、一言でいうと検索結果表示順の大規模な調整です。
グーグルは1年数回このコアアップデートを実施しています。
YMYL(Your Money or Your Life)という、お金や生活に関わるサイトはより権威性が高く、正確な情報を発信しているサイトが検索結果の上位に表示されるようになりました。
例えば、金融取引に関するページは素人ブロガーではなく金融の専門家が発信しているページが、医療に関するページも素人ではなく医者が発信しているページがそれぞれ検索結果で優遇されます。
今後もグーグルは「専門性」「権威性」「信頼性」の高いページをより高く評価して、検索結果の上位に表示させるのでは思います。
準備作業が多い
メールアドレスを作り、ドメインを取り、レンタルサーバと契約し、ドメインを設定し、ワードプレスをインストールして設定して・・・と、アフィリエイトをスタートさせるまでの準備作業が多く、初心者には本当に難しいです。
しかしこの難しさが参入障壁となるのも事実です。
覚えることが多い
メールアドレスの作り方、ドメインの取り方、レンタルサーバの契約の仕方、ドメインとレンタルサーバの紐付けの仕方、ワードプレスのインストールと設定の仕方・・・など、アフィリエイトサイトを1つ作るだけでも覚えることが多いです。
さらに、SEOなど専門用語やアクセス分析ツールの Googleアナリティクスの使い方など、サイト集客の基礎知識も身につけていかねばいけません。
とはいえ、前もってこれらをすべて覚える必要はなく、作業をやりながら覚えていけば大丈夫です。
収益を上げるための研究が必要
ビジネスにおいて最も時間をとって力を入れるべきポイントです。
アフィリエイトで成功するかどうかはこの研究にどれほど時間をかけられるかにかかっています。
アフィリエイトサイトを作る、記事を書く、編集する、公開するなどの作業は外注さんに任せて、最終的には収益を上げるための研究にあなたの時間を集中させるべきです。
まとめ
- アフィリエイトは他ビジネスと比べて初期費用が低かったり、プログラマーのような専門知識は必要ない代わりに、準備作業や覚えることが多かったり、収益が上がるまで時間がかかったりと、すぐに小金を稼ぎたい人には向かない
課題
- アフィリエイトには他にどんなメリット・デメリットがありそうか考えてみよう
課題を終えたら、次の講義「アフィリエイトで紹介する商品・サービス」に進もう。
「アフィリエイトで紹介する商品・サービス(AF103)」を受講する
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